NANFULI.

東日本大震災のため国内販売が延期されていた「iPad 2」が、4月28日より発売になりました。発表が前日の夜と慌ただしかったのですが、いつものようにApple Store Ginzaに出向いて購入してきました。

本当なら前日から並んで…と思ったのですが、あいにくの雨模様。おまけに仕事が立て込んでいて身動き取れない状態だったので、28日の朝から参戦と相成りました。といっても始発電車で…という勇気もなく、発売開始の9時に間に合えばいいや…程度の気力です。

結局、予定より早めに家を出て、銀座に到着したのが午前8時チョット前。すでに列は銀座一丁目の交差点近くまで伸びていました。列に着くとすぐに恒例のコーヒーが配られ、一緒にクリスピークリームドーナツも。後ろに並んでいた外人さんは『太るからドーナツはノー・サンキュー』といってましたが、私は迷わず頂きましたよ。

並びながらiPhone 4でツイッターのTLをチェックしたり、ツイートを書き込んで時間を待ちます。カメラを抱えた報道関係者が列の様子を撮影したり、上空にヘリが低空でブンブン飛んだり、だんだんテンションが上がってきました。

その日は、午後1時から次の予定が入っていたので「それまでに購入できるのか？」と一抹の不安を抱えての並びでしたが、しばらくするとApple Store Ginzaのスタッフが『iPad 2 3GモデルもしくはiPhone 4ホワイトモデル購入予定のお客様はいらっしゃいますか？』と声をかけてきました。3Gモデルを購入するつもりで並んでいたので手を挙げると、Wi-Fiモデル購入者とは列を分けるので付いてきて欲しいとのこと。そのままWi-Fi購入者の列を尻目に、だいぶ前まで移動。これなら午前中に入手できそうです。

そして待ちに待った販売開始の午前9時を迎えました。諸事情を考慮してか、いつものようなハイタッチでの入場はなく、スタッフの拍手で店内に迎えられ、そのまま4階まで移動。事前に配られていた予約票を見せて、いざ購入の手続きです。

今回、購入するのは、ホワイトのiPad 2（3G+Wi-Fi）64GBモデルです。今まで使っていた初代iPad（3G+Wi-Fi）からの機種変更（買い増し？）になります。iPadの契約番号（電話番号）を、手続き用のMacBook Proに入力していくスタッフのお兄さん。相変わらずソフトバンクの契約手続き用システムはWindows環境で動作するもので、FUSIONを使った仮想環境で行っています。そろそろMac OS X環境で動作する契約用システムを用意しませんか？ソフトバンクさん！

スタッフの方の話によると、iPad 2販売開始の話が出たのは前日のこと。まさにいきなりだったらしく、スタッフの人たちもだいぶ慌てたそうです。これまで使っていた契約手続き用のMacBook Proも最新もモデルに入れ替えられ、契約手続きのスピードも大幅にアップしたと話してくれました。

契約更新の手続きが終わり、次はMacにつなげてのアクティベーションです。iPad 2のパッケージのシュリンクを丁寧に開いて、箱の上蓋を開けたところで『おめでとうございます！』の声と共に拍手！　さっきから周囲でスタッフが拍手していたのはこれだったのね。初めてiPadのオーナーになった人には嬉し恥ずかしの瞬間なんでしょうが、こっちは初代iPadからの買い替えとなるので、正直、感激も今ひとつです。素直に反応できなくてゴメン！

無事、アクティベーションも終わり、iPad 2とスマートカバー（もちろん色はレッズカラーの赤！）を抱えてStoreの外に。まだまだ列は続いています。この日だけで、いったい何人がiPad 2を手にしたのでしょうか。待ちに待ったiPad 2との付き合いが始まるんですね。